高圧洗浄|外壁清掃編


烏山の清掃がテレビで取り上げられました
高圧洗浄|テレビ番組の撮影風景

放送後の反響に驚いています!

当社烏山は、テレビ東京の番組『キラピカ王国 ~ヤバい汚れを全部キレイに!スッキリ映像72連発~』(2022.7.31放送)にて紹介されました。
この放送は、世の中にある様々な汚れをプロの技で綺麗にし、洗浄前と後をテンポよく紹介していく番組です。
当社は、『高圧洗浄機を用いた特別な洗浄』のコーナーで紹介されました。撮影では、現場のマンションオーナー様やお客様、関係者の皆さまにご協力いただきました。お陰さまで無事に撮り終えることができましたことを、厚く御礼申し上げます。
当社が登場したシーンは決して長くはありませんでしたが、番組の放送後、その反響は大きく、多くのお問い合せをいただいている次第です。そう思うと、多くの方に『烏山の清掃品質』とその魅力が、少しでも伝わったのではないかと、うれしく思います。

高圧洗浄作業

撮影現場をお話ししますと…

撮影で使用されたマンションは、メゾネットタイプの物件で、床面や外壁などに『黒ずみ』が発生していました。この汚れは、様々な原因が考えられますが、主に『カビ』と『コケ』の発生によるもので、繁殖する原因は『立地』に関係する場合が多いと考えられています。
当該の物件の近くには街路樹などがあり、季節によっては、建物への日当たりが遮られるような立地でした。日陰は湿度が上がりやすく、日光に含まれる紫外線(カビやコケに対して抑制効果あり)も望めません。日の当たらない箇所ほど、カビやコケなどが発生しやすく、時間の経過とともに増え続けてしまいます。
立地以外にも原因が考えられます。建物の床面や壁面などの形状に凹凸が多い建材は、いろいろな汚れが蓄積しやすく、その汚れが微生物の栄養源となるケースがあるのです。

高圧洗浄|床の洗浄

現地調査とテスト洗浄

テレビ局より特別な洗浄のご依頼を受け、まずは現地調査とテスト洗浄を実施しました。テストの結果、『塩素系洗剤』に洗浄効果があったことから、『カビ』による汚れと判別しました。
汚れの原因判断は、汚れの状態や周囲の環境などから、ある程度『目視で判別できる』こともあります。しかし、当社は、できる限り『テスト洗浄』を実施しております。
テスト洗浄は、『効果的な洗浄手法の検討』が一番の目的ですが、洗浄作業によって『周囲に与える影響を確認』する狙いもあるのです。例えば、塩素系洗剤を使用した場合、その臭いの強さ、他の洗剤(酸性洗剤やアルカリ洗剤)を同時に使用した際の中和作業の必要性などを、テスト洗浄でチェックしています。
今回の現場は、屋外で風通しも良く、臭いなどによる周囲への影響は少ないと判断しました。『トラブルを未然に防ぐこと』、『安全で効果的な洗浄を提供すること』は、プロの業務として当然です。

高圧洗浄|テスト洗浄

有機物汚れと無機物汚れ

ご存じですか? 汚れは、『有機物汚れ』と『無機物汚れ』に分けることができます。
今回の『黒ずみ』は、テスト洗浄により、主に『コケ』や『カビ』が原因だと判明しています。これは、いわゆる『有機物由来の汚れ』であり、水アカや外壁の石材面に発生するエフロレッセンス(コンクリート中の可溶成分が表面に移動し、コンクリートの表面を白色にしてしまう物質)などの『無機物汚れ』とは異なります。
今回のケースは、高圧洗浄やアルカリ性洗剤での洗浄、または、塩素洗浄などで除去することができると考えました。撮影当日の作業では、まず塩素洗剤を噴霧し、十分に汚れと反応する(交わる)時間をもうけました。
洗剤での漬け置きや反応時間を十分に確保することは、洗浄の基本となります。洗剤が汚れに浸透することで、洗浄効率がより高まるのです。洗剤の性能を最大限に発揮するためには、作業時間に限りがある場合でもきちんと時間をかけることが、結果として『効率よい洗浄作業』へとつながるのです。

高圧洗浄|外壁清掃

機動力は、烏山のブランドです

今回、当社は『独自に改良した方法』で、高圧洗浄を実施しました。私たちはそれを、『機動力洗浄』(機動力を存分に発揮した洗浄方法)と呼んでいます。
現場は、住宅が立ち並ぶエリア。大型洗浄機の設置場所を設ける余裕はありません。通常は、この時点で高圧洗浄作業を断念せざるを得ないでしょう。しかし、小スペースでも機器を使用できる『改良型高圧洗浄機』であれば、設置及び使用が可能となります。

具体的には、これまでの大型洗浄機を2つの機器に分けます。

① 専用ツールを装着した小型のガソリン式高圧洗浄機(洗浄ユニット)
② 小型バキューム機器(汚水回収ユニット)

この2つをジョイントすることで、大型タイプの洗浄機では難しかった『小回りの利いた作業』を実現させたのです。
イメージ上では簡単な理屈なのですが、実現にはいくつかの問題がありました。

① 小型バキュームの『排水タンク』の容量問題
洗浄汚水は、その場に垂れ流すことなく、清掃作業が持ち帰ることが基本です。排水タンクの容量が小さい場合、すぐにタンクがいっぱいになってしまうため、狭い範囲でしか洗浄ができません。そこで、洗浄機とバキューム機器の間に『バッファ』(余力)を持たせるために、『ドラム缶』を設ける工夫を施し、排水の持久力(保管能力)を向上させました。

② 操作の複雑化とチームワークの必要性
小型化した改良版は、オールインワンの大型機器とは異なり、いくつかのパーツに分かれた機器を接続して操作します。これにより操作が複雑化するので、作業が煩雑になり、かえって効率が悪くなる可能性があります。これまでの『熟練の技』に加え、それぞれの機器に対して、個々に注意しながら作業することや、複数のスタッフが全体を見渡しながら作業を進める『チームワーク』も必須となります。

③ 機動力洗浄の訓練
上記作業を、迅速かつ安全に実施するためには、事前に『機動力向上』を掲げた訓練が必要でした。また、洗浄技術や機材の『改善・改良』を目的としたスタッフ同士のコミュニケーションも大切です。それらを基盤としてはじめて、きびきびとした態度で洗浄作業を実施することができるのです。

今回の撮影現場は、まさにこの『機動力洗浄』が試される場となりました。

高圧洗浄機
高圧洗浄|外壁清掃

これからも情報発信を!

今回の撮影は、当社烏山にとって、情報の発信力を高める貴重な体験となりました。
映像(テレビ放映やYouTubeなど)は、写真以上に情報量が多く、お客様にダイレクトに伝わります。例えば、『汚れが除去されていく過程』や『清掃作業の工程』などを、より分かりやすくお伝えすることができます。
今回のテレビ放映も、清掃前と清掃後の差を見せることで、驚きや感動を届ける番組でした。私たち作業スタッフ本人は、汚れた場所が綺麗になっていく様子を、当たり前のように見ています。その様を、お客様や関係者の方々にも実際に見ていただける方法があるということを、改めて知りました。番組制作者の方が、清掃を『エンターテインメント』として取り上げてくださる気持ちが分かった気がしました。
今後、当社も清掃の重要性や奥深さなどを、少しでもお伝えできるように、『YouTubeチャンネル』を開設し、『烏山品質』『機動力洗浄』を情報発信してまいります。

大浴場清掃

『大浴場清掃』から繋がったご縁

今回の撮影現場は、以前よりお付き合いいただいているお客様の物件をお借りいたしました。撮影許可を快諾していただき、心より御礼申し上げます。
当初、番組制作の方からは、『大浴場清掃』についてオファーをいただきました。手前味噌となりますが、当社の大浴場清掃は、Webサイトの検索量とダイレクトメールの活用に支えられ、多くのお問い合わせと再依頼をいただいております。それもあり、今回のご縁に繋がったと思います。
大浴場清掃は、主に屋内作業が中心です。清掃スタッフと撮影スタッフが集まることで、一部換気の悪い空間で『密』となる恐れがありました。新型コロナの感染拡大を予防する観点から、大浴場清掃の撮影を断念いたしました。非常に残念なことではございましたが、仕方ありませんでした。
もし次回、機会がございましたら、ぜひ、大浴場清掃の撮影(映像)で『烏山品質』をご披露したいと存じます。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

株式会社 烏山

所在地
東京都千代田区内幸町二丁目2番3号 日比谷国際ビル511

連絡先
03-6205-4850

株式会社 烏山は、創業60年。
烏山がお客様に提供できること、それは「確かな知識と技術、効果のある提案」です。
商業施設の清掃を不動産業の立場から徹底的に見直しました。自社物件を数多く所有し、賃貸ビルや商業ビルのビルメンテナンスを手掛けています。
その経験を活かし、オーナー様が抱く問題や要望を独自の管理目線でお応えします。
当社は、電話での「概算見積」から、現地調査後の「詳細見積」まで、無料にてご対応させていただきます。お客様のご連絡を、社員一同、心よりお待ち申し上げております。

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